2011/10/28

SFMを組む① 慣らしの準備

M4Nで数年ぶりにSFMを組んだのでその過程をつらつらと書いてみます。
立体レースで他のシャーシに見劣りしない程度に速くする方法。 
つまり飛びぬけて速くするシビアな調整方法じゃないのでご注意ください。

M4Nはパーツやシャーシ加工が禁止のレギュレーションなので
慣らし以外の調整行為(シャーシ切削や紙による調整)は行えないのですが
慣らしの範囲内であれば調整が可能です。

SFMは精度が悪いという評価がありますが、慣らしで解決できる部分が多く、
慣らしならばパーツ同士の力で精度が自然と出るのも好都合です。
切削加工による調整は加工精度が要求されるのでかえって難しいです。
そういう点では、SFMをある程度速くするというのは逆に楽かもしれません。

用意するもの
(慣らし用)
・SFMのキット1台
・灰色超速ギア
・メタル軸受
・真鍮ピニオン

(走行用)
・走行用のSFMシャーシ
・灰色超速ギア
・フッ素コートギアシャフトもしくはMS520付属ギアシャフト
・走行用プロペラシャフト

走行用のシャーシで慣らしをすると、シャーシを痛める可能性があるので
慣らしは慣らし用のシャーシを使用します。
灰色超速もシャーシ側の慣らしと本番用で2セット必要です。

極論を言うと捨てるために買うことになるのでもったいないとも思うのですが
本番用のギアやシャーシを長持ちさせると考えると
どちらが勿体ないかは判断が難しいところというか、価値観によります。

キットを購入する理由は全部入ってて純粋にお得だからです。
メタル軸受は安くて高精度なので、慣らしや駆動のチェックに便利です。

慣らしの対象は
・オレンジクラウン
・モーターケースのカウンター周辺
の2か所だけ。他の部分はそこまで悪くないと思います。
灰色超速も触った限りで問題があるとも思いませんしね。