2012/08/29

大径ローハイトホイールと超大径

10月にOMC走行会、11月にCSKがあるらしいという話を聞いたので
1か月前なのでそろそろ干し始めないと間に合わないので
重い腰をあげて前輪を作りました。

殺菌灯でもあればこんなことにはならないんですが
ご家庭に殺菌灯はない(ペシッ

そんなわけで出来上がったのがコレ

今回は最近出た大径ローハイトホイールを使ってみました。

カーボン配合の素材が出てない都合もあって通常素材なのですが
カーボンにない切削加工性の高さが良いですね。
ナイフ通りが良いので8mmカットやヤスリの円出しも楽でした。
素材が粘り気ある分、ヤスリ後のケバ立ちが気になるところがちょいネック。

ホイール精度やゆがみは悪くないというかむしろ良いと思います。
ただ、最近のホイールの傾向として軸穴がキツめに出来ているので
最初のシャフトを挿す時にミスってゆがめたりしがち。
むしろコレが原因でホイールを潰すことは多いかもしれません。

軸穴のキツさも個体差が結構あるので、収縮の差は結構あるかも?
円盤のおかげで成型時のホイール精度が保ててるのかなぁ
今回は4個作るのに2パック、8個を使用しました。まぁまぁの打率ですね。

軸心もテーパー加工されてて絶縁いらず。
トレッドもわずかながら詰まるかな?と思うのですが
たぶん安全策を取って絶縁1枚挟むと思います。

今回は3層タイヤにしてみました。
前輪用なので黒ゴム層を減らしたほうが強度と安定性があるかな?と。
純粋に刺し色が欲しかったというのもありますがw

1層目は白バレルで約 31.8mm
2層目は青バレルで約 33.5mm
3層目は黒タイヤで34.8mm

最後だけ径がしっかりしてればいいんですw
2層目が厚さ0.8~9mm、3層目は0.6~7mm
結構頑張って薄くなったけど、それでもまだまだ厚みはあります。
世界のオカモトとかメーカーの努力はすごいですね(謎

気になる重量は


仕様は根本2.8mm、接地面2mmのインナーゴム
ダミー無しで4本9.2g、1本あたり2.3g。
通常の大径カーボンだと2.6gくらいになると思うので1本あたり-0.3g 
想像以上に軽くなってビックリしました。

インナーゴムの場合はゴムの層=重量みたいなところがあったので
ホイール径が大きくなる=ゴム層が減る=軽くなる、という簡単な図式。
わかりやすい影響なので、そりゃそうだって感じですが
思った以上にゴムは重いんですよね。

インスポの場合はゴムの層を減らして軽量なスポンジ層を使用しているので
ホイール径が大きくなったところで重量の恩恵自体は小さそうです。

ただ、このどちらの種類のタイヤにも言えることなのですが
ホイールが大きくなる=タイヤ層が薄くなる、ということになるので
どちらもタイヤ崩壊のリスクは減ることになります。
このリスク低減っていう部分はインスポのほうが恩恵が大きそうですね。

あと気になるのは寿命の問題。

カーボン配合じゃない通常素材の場合、劣化が問題になります。
これがどれだけの走行と期間に耐えてくれるのかが気になるところ。
寿命が長いのであれば、全てこのホイールに作り替えても良いかもしれないですね。
ただ、そうすると白バレルを入手できなくなってしまうのですがw

ともあれまずは干し上がりを待つのと
後輪用も作成して、実走行させてみて判断したいところですね。