2015/02/02

ZウイングマグナムTRF #Zウイングマグナムコンデレ

公式twitterの一言から突然はじまったイベント

ZウイングマグナムコンデレにむけてZウイングマグナムを作りました。


Zウイングマグナムはご存知のとおり、昨年の秋に創刊された大人のコロコロコミック
コロコロアニキにて掲載されたレッツ&ゴーの後日譚である漫画にて登場した
豪の息子と思しきキャラクターの翼の持つマシンです。(説明長いな)

で、そのコロコロアニキの第2号が3月に発売されるにあたり
Zウイングマグナムの改造例や作例を掲載することになったのであろう感じで
上述のツイートになったのだと思います。

コンデレ、と銘打つには上記のとおり募集期間が極端に短くw
おそらくは実用・改造している人のマシン画像募集的な雰囲気なのですが
週末だし遠征もないので、いっちょ作ってみるかーと


金曜の夜に買って帰って、早速作ることにしました。

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コロタン文庫とか昔のミニ四駆本の改造例を思い出してみると
やっぱりミニ四駆は肉抜きとメッシュよなぁってことで方向性は肉抜き系に決定。

で、肉抜き系で思い浮かんだのは
TVチャンピオン 第1回ミニ四駆王選手権で優勝した近藤選手のライブメタルマグナム。
あの金色のボディと極端な肉抜きは子供の目を魅了するには十分でした。

そんなわけで方向性も決まって作業開始したのですが
ボディを眺めてて気づいたことが。
これカウルが複雑なうえに肉抜き系だと裏面もごまかし効かないし
僕の技量じゃ塗装できないw

というわけで肉抜き系のなかで、サイクロンTRFやビートTRF、マクブレTRF等の
白成型のままでいける肉抜き系にシフトチェンジすることにw
特にイメージとしてはマックスブレイカーTRFが近いかなぁ。

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で、サインペンでマーキングしてピンバイスで抜いてヤスリで整えてっていう
王道の作業を間に仮眠を挟んだりしつつひたすら繰り返します。

全ての肉抜きが終わったら切断面とボディ表面の傷を消して面だしするためのペーパーがけ。
普段こういう作業を殆どやらないのでノウハウがあまりないのですが
昔ガンプラ雑誌で読んだ手法を思い出して、600番→1500番をかけたあとにトップコート
もう一回1500番で磨いて傷を埋めてから再度トップコートで仕上げ。

そんな感じで出来上がったボディがコレ。


だいぶそれっぽくなりました。
あとはメッシュを貼ってステッカーを貼れば完成。
ということで出来上がったマシンがこれ!


これがZウイングマグナムTRFだ!(真顔)

上から


メッシュは以前販売されていた白メッシュをクリアオレンジで塗装しました。
Z字の肉抜きはZウイングマグナムのアピールポイント(ニューバランスではない)
肉抜きの裏からカーボンパターンのポリカボディを貼りました。

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フロントローラーはミニ四駆感あふれる穴あきの軽量19AAを使用しましたが


上段スタビは大径スタビヘッドではなく、外側に曲げてボールスタビキャップにしました。
このスタビポールの曲げ改造も昔の作例でよくありましたね。
間にスペーサーがあると曲げられないのでローラー軸は両ねじを使用してます。

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別アングル



マックスブレイカーTRFが黄色のホイールだったので
やっぱりTRFは違うホイールの色の方がいいんだろうなとそれっぽいオレンジをチョイス。
家に在庫が8輪分、ランナー2枚分しかなかったので走行用に数が揃うは限らず
多少珍しいとはいえ使い道が無かったのでちょうどよかったです。

タイヤはバレルを履かせてもよかったのですが
ちょっと走行のリアリティに欠けるので26mmの薄タイヤを作りました。
さらにホイールはそのままではトレッドが広く、カウルからタイヤがはみ出てしまうので
軸をカットしてカウルとタイヤがツライチに揃うように合わせました。

シャーシもよく見ると


穴だらけになっているのですが
これはアピールしたいものの、仕上げが汚いのであまり見せない方向でw
シャーシとかギアカバーの穴あけも昔よくやりましたねw


つい勢いで作り始めてしまったものの、やっぱりプラボディって大変ですね。
作業してる最初のうちは「懐かしいナーミニ四駆だナー」とか感慨にふけってたのですが
途中からはかなり辛かったですw

しかし、全然大したことなくとも"自分なりに"ちゃんと手数を掛けて作ってみると
コンデレに出してる人たちってすごいなぁ、と改めて思いました。
少なくとも、しばらく肉抜きはいいやw