毎年恒例のタミヤフェ |
RCやミニ四駆の大会も行われたりしていてるのでこれらの競技に参加している人には特別な場所。
タミヤ製品の販売はもちろんのこと、様々な体験コーナーや製品の出来るまでのいろんな話を見たり聞けたり
普段では見る・知ることのできない情報が盛りだくさん。
ツインメッセは名前から想像できる通り、2棟の大きなイベントホールがあり
タミヤフェアでは1棟は様々な展示や体験コーナー、ミニ四駆イベント
もう1棟ではラジコンイベントと模型等のタミヤ製品の物販があります。
大迫力! |
車に詳しくないので自分は車種はわかりません
間近で見る機会はめったにないので
圧倒されます。
奥に座ってる迷彩服の方々は多分見張り番w
他にも実車ではレース用のビートルやら
GTマシンが飾られてたり。
模型とかスポンサーつながりですかね?
やっぱり戦車と飛行機! |
タミヤはやっぱりミリタリー物だなぁ。
幼稚園の頃にプラモを買ってもらったのですが
キャタピラ作成で挫折した思い出w
タミヤセメントの匂いはノスタルジー
たまには作りたいなぁ。
会場にはプラモの金型が展示されていて、金型関連のお話を聞くことができました。
そもそも模型にとって金型は命だと思うので
そういう重要な部分を惜しげもなく見せちゃうところはファンサービスとして太っ腹。
聞いた話、今の金型は内製はあまりなく、フィリピンや韓国がメインなんだとか。
クオリティは遜色ないくらいに仕上がってるらしく
2交代ないし3交代で安く人海戦術が取れる海外生産は魅力的なんだとか。
唯一悩ましいのが現地の電力事情なんだとか。
こればっかりはインフラ頑張って欲しいけど、まだまだ途上国だからなぁ。
金型の表面の最終仕上げは日本の職人が手作業で行ってるらしく
現場でも細かいペーパーで鏡面加工する職人技を披露してました。
社内でも仕上げができる人はもう数人しかいないんだとか。
会場ではリニューアルされた戦艦大和のプラモが先行販売だったのですが
その話も聞けました。
戦艦大和はフラグシップ商品で、定期的にリニューアルして販売してるんだとか。
新しく発見された資料とか解釈を盛り込んだり
金型成型の技術の向上があったりして定期的なリニューアルが必要なんだとか。
今回の戦艦大和は20枚の金型を全部新造したらしく
しかも海外生産だけじゃなく普段はお願いしない国内業者に外注したりとか。
金型代だけで1億以上かかっていて、償却できるのかと笑ってましたがw
最初、定価の2万3000円は高い!って思ってビックリしましたが
むしろ話聞いてたら逆に安すぎだろ!って思うようになってしまいましたw
日本の職人ここにあり |
キットのボックスアートを現場で描いて実演してます。
手作業にしてはあまりにも綺麗な絵だと思うのですが、現場で筆とホワイトでひたすら描いて消してを繰り返している職人技を見て納得。
他にも見所はたくさんあるのですが、それは文字より現場でってことで!
毎年11月に開催されているこのフェア。
いろいろ回ったら来年もまた行きたくなってきました。
興味がある人は是非!