2011/09/21

常識を疑ってみる

オープン用のMSを仕様変更しました。
今回のコンセプトは常識を疑うための仕様変更。

フロント
カーボンステーを止めてFRPワイド1枚に
ローラーは13mmベアリングに変更
テンションバーは半分飾りのようなもので






バンパーはFRP1枚だと強度が足りないって話を聞くけど
それってどうなのよ?という疑問。
装着するFRPの種類と装着方法で解決できる内容でもある気がする。

ステーの強度は最終的にバンパー装着部からローラー軸までの強度だと思っていて
ローラーヒット時の剛性が十分あれば強度は十分じゃないんだろうか?
ともすればFRPは一枚で十分に強度出せるよねって言うのが今回の仮説。

サイドビュー
リアローラー上段の位置を下げてみた。
間のホイールスタビも廃止。
タイヤ径を28mmに変更。





立体マシンはジャンプセクションではコースフェンス間を飛びながら直進するもの
なので車体がフェンス内に残ってれば安定する。
だからタイヤ径が小さいほうが収まりが良いとは思うんです。
でも、問題となるのはローラーの位置。

上段ローラーを40mmビス等でギリギリいっぱいまで高くしていると
上段ローラーがコースフェンスを越えた状態で車体が壁に当たったときに
下段ローラーを支点にしてバランスを崩す姿が想像できます。
 それを防ぐためのホイールスタビでもあったわけですが
スタビに頼りすぎるセッティングってのはなんか違う気がします。
なのでリア上段を平面でバランスを崩さない+αぐらいの高さまで下げました。

想像ではスロープ内でのバランスが上がるはず。
そのかわり、横転時のリカバリー率は下がると思います。
セッティングによってはデジタルコーナーに弱くなるかも?

リアビュー
これは機能よりも簡素化。
スライドダンパー本体の強度は落として
上下にテンションバーを設けてサンドイッチ。





アルミの剛性は通常走行時に必要な剛性を十二分に持っていますが
コースアウト時等の瞬間的な衝撃に対する強度が足りない気がします。
なので上下をテンションバーで支えて柔軟性と強度のバランスを見ようかと

最終的な重量は129.4g
公式車両としてはそこそこ軽めだと思います。
後半戦に向けてと考えれば悪くない数字かな?





全て想像から構成してみたので
実走行してテストして導き出した結論は大きく異なるかもしれません。

が、それはそれとしてやることに意味があると思ってるので
大敗しようが失敗しようが新しいコンセプトを打ち出すって大事ですよね。
いろんなところに手を出さないと、自分の道が広がりませんしね!