S2FMの3レーンバージョンです。
S2シャーシのFM化と公式用のS2FMについては以前の記事に書きましたが
今回はそれの3レーンバージョン
じゃあ3レーンバージョンって何が違うのかというと
実は特にそれといって差はなくて
とりあえずスライドダンパーを無くすっていう程度だったりします。
画像では19mmオールアルミを使用しているのでパッと見わかりにくいですね。
フロントは青ラメ2mmあたりにして11mmベアリングつけることになるかもしれませんが
これは走らせてみないとわかりません。
とはいえ標準のセッティングの範囲ですね。
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今回のボディも前回と同様にバンキッシュjrのクリアボディ。
正直数がないのであまり使いたくもなかったのですが
FMというとどうしてもキャノピーが高いボディじゃないとしっくり来なかったりして
結局バンキッシュかサンダーショットになりがちです。
で、今回の配色はちょっと遊んでみて、マスキングでラインを残して
裏からラメ入りのアクリルガッシュを筆塗りしてみました。
ラメは粒が大きくてエアブラシじゃ厳しそうだったのですが
気楽に筆塗りができるのは絵の具の魅力ですね。
塗り終わったら筆も水で洗えるのはすごく楽でいいです。
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マシンの仕様、まずはフロント
特に変哲もないカーボンマルチ補強プレート&軽量オールアルミ19mm
公式用と違う点としては
フロントスラストのつけ方を変えてみました。
公式用は2mmカーボンを生やしてスライド板をのっけて
スライド板のローラー軸を削ってスラストをつけていたのですが
今回はリア板を2枚重ねにして上1枚を斜めに削って土台でスラストをつけました。
このアングルのほうがわかりやすいかな?
フロントバンパーはプレート1枚構成では不安が残る(と思う)ので
2枚構成にしつつ、うち1枚を板ヤスリで均一に斜めに削りました。
こういう加工をするときにカーボンを使うと削れた層が見えるので便利です。
ついでに裏面も
といっても特に面白いことはありませんw
めずらしくブレーキ部分にだけ皿ビスを使っています。
これはMSバンパーレスユニットに付属している黒い皿ビスです。
むしろ黒い皿ビスにプラスチックの謎の塊がたくさんついているパーツだ(禁句)
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リア
S2デフォルトの穴に直カーボンを乗っけただけのお手軽仕様。
そういえばご存じない方もいるかもしれませんがS2のフロントバンパー
デフォルトの穴のうち丸で囲ったこの4つの穴はスラストが0です。
なのでバンパーカットしたりFM化したときに活かすと手が抜けます。
やっぱりスラスト調整はめんどくさいですからね。
こっちもついでに裏面
サブプレートでブレーキを伸ばしてJC2015フロントをブレーキ板。
フロントとリアともにすべてプレートに最初からあいている穴を使っています。
なるべく既存の穴を使用したほうが精度が出るので僕はなるべく活かしたいです。
ちなみにこの構成で全長はほぼ165mm、だいぶ楽ができました。
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珍しく提灯部分
これは後ろから見たアングル。
僕が提灯構造を作る時はだいたい電池を叩くようにしていますが
それだけだと横Gやロール字に提灯がブレてしまうので
シャーシのサイドフレームにも当て板をつけてブレを抑制してます。
効果はともかく、電池無しでも高さ変わらないのは見た目がしっくりきます。
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中身
特別な加工は無しでシンプルに組んでます。
シャーシやギアに手を入れちゃうとしんどいですからね。
そういえば書きそびれましたがタイヤ径は24mmで素材は4輪スーパーハードです。
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最後は体重測定
やはりS2シャーシは軽いです。
保守的に強度を持たせて作ってもそこそこの重量で収まってくれます。
さぁ、作ったはいいけど走らせる機会はあるんでしょうか?w