今回はタイヤの話
説明書の順番はあまり覚えていませんが
ミニ四駆はタイヤから作ってしまうと流れがスムーズです。
キット選びの点でも触れましたが、タイヤの大きさは
・小さいほうが安定させやすい
・大きいほうがコースアウトしやすいが速い
という特徴があります。
それぞれ前者を小径、後者を大径タイヤといいます。
今回は初心者用ということで扱いやすい小径タイヤを選びました。
とはいえ気にすべきポイントはどちらも共通ですので参考にしてください。
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説明書に書いてない部分でいくつか注意点があります。
ミニ四駆のシャフトは六角形の形をしていますが
このシャフトの形に合わせるように、ホイールの穴も六角形になってます。
※画像は付属のホイールとは異なりますが、ホイールの穴は全て六角です。
この六角形同士を合わせるようにシャフトを挿すと、きれいにハマります。
逆に、この六角形を見ずに挿そうとしても、なかなかハマりません。
ちゃんとシャフトとホイールの六角を合わせてハメるようにしましょう。
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ホイールをシャフトを挿したらあとはタイヤを装着します。
※シャフトとタイヤ、どちらを先に装着するかはどちらでも大丈夫です。
装着自体は簡単なのですが、ちょっと気にするとべき点があります。
まずこれは小径に限っての話。
フェスタジョーヌやシャドウシャークに標準でついているタイヤですが
そのまま表と裏で見比べると、タイヤの側面になる部分が
ふっくらしている側と平らなになっている側があります。
前者がふっくら、後者が平ら
タイヤをホイールに装着するときは
後者の平らになっている面が内側になるように装着すると
ホイールの内側のフチに揃えやすいのでオススメです。
そして、装着するうえでの注意はもう一点。
これは全てのタイヤに共通の話です。
タイヤは回転するので遠心力がかかります。
遠心力がかかったタイヤは広がろうとします。
やわらかいタイヤは遠心力で広がって外れてしまうことがあります。
また、遠心力だけじゃない問題もあります。
ミニ四駆はまっすぐしか走れません。
まっすぐしか走れないミニ四駆は、壁にぶつかってローラーを使って曲がります。
つまり強引に横向きに力が働いていることになります。
左側に壁があるとして、これはイン側のタイヤだと思ってください。
車体は左に向かって遠心力がかかってます。
この時にタイヤが路面に食いついていると
横向きの力で車体は壁に寄るのにタイヤは食いついている状況になるので
タイヤがホイールからずり落ちて外れてしまうことがあります。
実際はタイヤから右に矢印というよりも
タイヤだけがその場に置いて行かれると考えたほうが適切ですね。
要するにタイヤは外れてしまうものなのです。
なのでこれを防ぐためにタイヤをホイールにくっつけます。
くっつけるのは両面テープで大丈夫です。
貼るときはテープ同士が重なってしまうと段差になってしまうので
なるべく段差にならないように気をつけてあげると良いです。
こんな感じですね。
あとはタイヤを回してみて、段差になってないかを確認します。
タイヤをランナーから切り離した跡(ゲート)が残っていると、
走るたびに車体がガタガタして上手く走れないです。
こいつです。
コレもニッパーなどで綺麗に切り取ってしまいましょう。
ここまでやればまずはOKです。