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2015/01/14

2015.01.11 ミニ四駆GP2015ニューイヤー掛川大会

静岡県の掛川市の体育館、さんりーなで開催された
ミニ四駆GP2015ニューイヤー掛川大会に参加してきました!


いよいよ2015年の公式大会も開幕です!


今年のニューイヤー大会は静岡県の掛川市からスタート!
掛川といえばタミヤのラジコンの掛川サーキットが有名ですが
近年のミニ四駆イベントは、静岡県だと島田と静岡がほとんどで
この掛川は聞き覚えがありません。

昨年末のツインメッセの時にこの掛川大会のチラシを配ってましたが
そもそも他の公式大会の案内でチラシを配っていた記憶もほとんどなく
半信半疑というかなんというか、どういうイベントなのかよくわかりませんでした。
その後、正式発表で掛川で公式大会が開催されることを知る、とった感じでした。

今回の掛川大会はチラシが配られた時点で他の大会と様相が異なったのですが
そのチラシには宿泊+会場までの送迎付きのプランの紹介が載ってました。
宿泊プランが紹介された公式って初のような。遠征前提?w

このプランはNPO法人の掛川市体育協会が運営している掛ツアーというサービスで
http://kaketour.jp/top/sute/details.php?n=NDg=
スポーツ振興の団体って感じですね。

そのほかにも、この会場は駅からちょっと遠いのですが
駅から無料のシャトルバスが出ていたりと異例の厚遇っぷりが伺えます。
なんだこの大歓迎ムードはw

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今回も前日入りして某レジェンドとさわやかの掛川本店へ



ビビンバははじめて食べましたがとてもおいしかったです。

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で、当日。

会場入りすると厚遇も納得。


今回のイベント、掛川市の市制10周年のイベントの一環として開催されてるようです。
なるほど納得。

ちなみに掛川市はいわゆる平成の大合併で
旧・掛川市と大東町、大須賀町が合併して現・掛川市になったようです。
現代社会に明るくなるミニ四駆。

"プレ"イベントということは本イベントもあるのかな?
掛川市が実際に合併したのは4月1日のようなので
このタイミングでまた大会あったりするのかなぁ

開場を待っている間にアンケートが配られましたが


すごい大人の事情を感じる本気のアンケートでした。
市内に泊まったか市外に泊まったかは大事ですよね(地域振興的に)

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2015年の最初のレイアウト、初夢サーキットがコレ!






(各セクション名については触れないけど、絵付きて)

パッと見るとウォッシュがやばそうですが
実走を見ると、コースアウトのほとんどはフジヤマでたまにDBの模様。

ジャパンカップの時はバンク下りでブレーキ擦って、さらにアイガー下ってからのフジヤマなので
減速するポイント(と加速できないポイント)が事前にあったのですが
今回は事前に立体物のない平置きのフジヤマ!
これはどう考えてもコースアウト率が上がりますよね・・・

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勝負のポイントがフジヤマとなれば、速くてもフジヤマまでたどり着かないと後が辛そうなので
まずはゆっくりでも完走してフジヤマがちゃんと入るか様子を見ます。
というわけで午前の1次はアトミックチューンで挑戦。

で、結果


無事完走して1次予選は通過。
走行タイム的には33秒台と"この時点では"平均的(結果として、1日で見るとかなり遅い)
フジヤマの挙動はベタベタ、とはいいがたいので要改善。

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2次予選までに策を練ります&レースの観戦をします。
午後になるとさすがに完走率が上がり、速度もかなり上がります。
走りの質を見ても、ほとんどが赤いモーターのような走りでした。
やっぱ公式は赤なんだなぁ。

そういえば抽選会もいつものように行われたのですが


いつもと違うのは掛川の名産品も当たるという。


圧倒的自然薯感

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で、2次予選。
観戦してわかったことは、とにかく速度を上げる必要があるってことで
もはやチューンという選択肢は有り得ませんw

といっても、今の車体装備で闇雲に赤いモーターを積んでもただ飛んでいくだけなので
とりあえずライトダッシュに1段上げたうえで、フジヤマだけねじ込めるように微調整します。
万が一、これで勝てたらモーターを赤にするというプランで。

で、結果は速度負け。
負けるなら速度負けと決めていたので想定外のCOをしなくてよかったです。
といっても負けたことは全然よくないのですがw

その後は観戦したのち帰路へ

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ニューイヤー初戦の感想としては、フジヤマ勝負

会場ごとに配置が変わるウォッシュを除外して考えると
コースアウトするポイントはDBとフジヤマの2箇所。

フジヤマは姿勢制御やスラスト云々だけじゃどうにもならないと自分は思っているので
まずはブレーキが必須になります。
とはいえ床に対する従来型のブレーキを強めて入れる方法を取ると
バンクが明らかに遅くなります。

レースの様子を見ていても、バンク速度がかなり大事で
バンクの登りが遅いときはバンクの下った後の立ち上がりも遅いので
その状態でデジタルカーブに入るタイムロスは致命傷。
床のブレーキに頼りすぎるのはダメなようです。

そこでフジヤマ専用の壁ブレーキが必要になります。
これが無いと現場で打てる手が極端に減ってしまうので
使う使わないは別として必ず準備だけはしておいたほうが良さそうです。

ただ、この壁ブレーキも難しいところで
例えば壁で全力で止めて床は滑らせればタイム的には確実に速いと思えるのですが
それをやると、飛距離が出てドラゴンバック入るのかが怪しくなりそうです。

あとはフジヤマを全力で止めにいくとスタートレーンの影響がデカく
1周目フジヤマの場合に悲しくなるぐらいにタイムロスが起きてしまうので
壁のブレーキも程ほどにする必要がありそうです。

つまりバンクでタイムロスが起きない程度に床に対するブレーキを張りつつ
フジヤマでも効きすぎないけど安定して入る程度に壁ブレーキを効かせて・・・
ってこれすごいバランス取るの難しい!悩ましいレイアウトですね。

とりあえず、選択肢だけは多く準備しておいたほうがいいなと思いました。
登山は準備をしっかりしろ!ってことで。

まぁ、こんないろいろ考えても



突然のウォッシュで洗われる会場もあるんでしょうけどね!w