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2012/03/19

ネオチャンプの保管・管理


・自己放電と保管方法
ニッケル水素は過放電をすると劣化するので
放電せずにそのままの状態で保管すると言われていますが
これはRCバッテリーや自己放電の多かった旧来のニッケル水素の話

ネオチャンプは自己放電の少ない近代のニッケル水素電池なので
放電保管でも基本的に問題はありません。
それどころか、放電保管のほうがメリットが大きいです。

電池の残容量が多いほど自己放電は多くなります。
最も自己放電が多いのは満充電された電池です。
逆に、放電後の電池や少容量の電池は自己放電が少ないです。

ただ自己放電が起きるだけならば別に良いのですが
自己放電の度合いはセルによって異なるため
セルごとに容量のバラ付きが出る可能性があります。

電池のバラ付きを無くすためにも、放電保管が基本的にオススメです。
放電設定は保管する場合は 1.0A 1.0V/cellが無難。
不安ならば、放電後に100mAh程度の保管充電をすると良いです。


使用予定と管理方法
・使用予定が1週間以内
放電後そのままの状態で当日を迎えても問題はないです。

・使用予定が1週間以上後
放電後に1週間に1回 充電→放電を1サイクル

どちらの場合も万全を尽くすのであれば
使用4日前に 充電→放電 を1サイクル
中2日あけた使用前日に 充電→放電 を1サイクル
そして当日を迎えて充電するイメージです。