2015/02/18

ショップ用AR ネオファルコン・サイドマスダン仕様

ショップ用に新車を作りました。


今回はARシャーシのサイドマスダン仕様です。
ショップ用のマシンは以前に作ったMAシャーシがあるのですが
ARで同じような仕様を作ると走りがどう違うか比較したかったので作りました。



ボディはネオファルコンのクリアボディです。
ステッカーは高松のミニ四駆ステーションであるタカマツベース
運営のU-TAさんに作ってもらいました。


超かっこいい!

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で、セッティングはというと、まずはフロント


バンパーカットしてフルカウルカーボンを装着してます。
ローラーは19mmAAか13mmWA、11mmBBのどれかを使用します。


裏から見るとこんなかんじ。
Xリアを使用して根元から生やしてます。
直FRPを加工して両サイドに貼ってアンダーガードも兼ねてます。

ちなみにARとMAのアンダーはアッパーになっているので
そのままカットして根元からFRPを装備するとバンパーごとアッパーになります。
なので何らかの対策をしなくてはいけません。

で、このマシンはこんなパーツをつけてます。


フルカウルFRPを両側カットして斜めに削ってスラストをつけてます。
ただ、それだとローラーステーだけはある程度のスラストがつけられますが
そもそものアンダーのアッパーは解決しません。

そのためにあるのが両サイドの謎の板。
これは割った金ラメカーボンを貼ってます。
厚さはだいたい0.7mmくらい?

これがどうなるかというと


こんな感じでシャーシとXリアFRPの間に差し込んでます。
ここの部分でアンダーが水平になるように調整してます。
Xリアに貼り物を貼って調整しても良いのですが
アンダーを作り替えた時に作り直しするのがしんどそうだったので。


バンパー単独で見るとこんな感じですね。

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サイド


普通のサイドマスダンです。

構造は裏から見るとわかりやすいのですが


Xリアを切って2枚重ねにして、穴を増やしてビス頭埋めて、そんな感じ。
皿ビスがあれば多少は労力も減るのですが、皿ビスは入手が厳しいので。
2枚重ねにしてるのはマスダン軸にモーターピンを使用するためでもあります。

MAで走らせて感じたのですが
サイドマスダンはマスダン軸のスムーズさが制動に影響してる気がします。
ここをビスで作るかピンで作るかで跳ねの具合がかなり違いました。

やっぱりねじの刻みはマスダンのレスポンスを遅らせてるのかなぁ
提灯構造の場合、マスダンの動きだけがマスダンではない(?)ので
ピンにするかどうかの影響は小さそうですが
提灯構造のないマスダン車ではこの影響は大事っぽいです。

・・・素直に提灯構造にすればいいんですがw

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リア


MAと同様に19mm用の穴にモーターピンを打ち込んで19mmプラリン
直カーボンでローラー軸同士を左右を連結してシャーシを痛みにくくしてます。


裏から。
ブレーキまではサブプレートを使用。
マスダン軸は直FRPの端材を貼って2枚重ねにして厚みを出してピン打ち。

引っかかり防止の謎ステーはマルチワイドリアを


こんな感じにカットして使用してます。LOVEサバイバー
バンパーレスユニットにすごく短い皿ビスが入っているので
コレの装着だけは皿ビスを使用してますw

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そういえば今回の装着しているローラーは黒いけどプラリンです。
最近一部では流行ってる樹脂を染めるアレをやってみました。
フロントの大径スタビヘッドも一緒に染めました。



染めるのに使うのは布用の染料ならどれでもOKだと思います。
コールダイホットとかコールダイオールとかRitとかダイロンとか
ちなみに今回はコールダイオールのブラックを使用しました。

鍋のサイズでそのまま染料を溶かすとすごくもったいないので
計量カップに180ccくらいのお湯と1gの染料を使用しました。
もっと小さい耐熱瓶とか使えばほとんど染料使わなくてよさそうですね。

放置したのは1時間くらい?
アルミにもある程度着色してしまうので
アルミの部分は磨きなおしてベアリングを嵌めなおせば完成。


良い感じですね。

かなり簡単なのですが、プラリングの溝の部分などに染料が結構残ってました。
パーツクリーナーなどでしっかり染料は拭きとりましょう。
コースを汚さないというマナーは忘れずに。

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最後に体重測定。


電池なしで122g
まぁこんなもんですかね?

どんな走りをしてくれるのか、楽しみです。
ちゃんとレースにも出たいなぁ