2014/02/05

電池の運用

しばらく大会参加も無さそうなので書くネタが無くなってきましたw
ひさしぶりにちょっとなイベントレポ等以外を書いてみようかと。


そんなわけで今回は電池管理の話。

電池管理の話って、前にもごちゃごちゃ書いたような気がするんですが
たぶんごちゃごちゃしててあんまり読み返したくないので
もうちょっとスッキリまとめてみたいなーと。

あ、もちろんこれはあくまで僕がやってる内容、という話であって
これが正義!とかそういう目で見たりはしないでください。
あくまでこれは僕の例ってことで。

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・充電

充電の設定は1.8A~2.2Aの範囲で充電します。

とは言っても普段はだいたいエナジャイザーで充電してますw
で、エナジャイザーが計算上2.5Aなら他で2.5Aでも行けるだろ、
と思って試したところ、他の充電器で2.5A充電をすると
思ったより温度が上がったうえに充電がちょっと早く終わりました。アレ?

逆にエナジャイザーはどうなんだろ?と思って
監視してみると定期的に様子を見て充電しているので
実際は時間で計算してみると平均では2.5Aより下回ってるようでした。

じゃあ充電電流はどのくらいの設定が理想なんだろう?と
0.1Aずつ充電電流を下げて、電池が無駄に発熱しない範囲を探った結果
自分の手持ちの機材・環境だと2.2Aくらいの上限に落ち着きました。

下限値の1.8Aというのはかなり適当で
下げ過ぎるとパンチが~とかではなく、ただの時間節約です。
充電電流値によるパンチの良し悪しは僕にはわかりません。

ちなみに3ステップ等の段階的に電流を変える充電方法も試したのですが
時間がかかるわりに差を実感できませんでした。
ネオチャンプの容量と強靭さだと必要ないのかなー。
偉大な電池ですね。

※デルタピークが設定できる充電器では1セルあたりΔ2mVで設定してます。
そこまで小さい数字が設定できない場合は、その充電器で出来る最少値で。

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・放電

レースに参加したり遊んで帰ってきたら放電します。

カット電圧は1セルあたり0.9Vか1.0Vのどちらかですが
最近はずっと1.0Vにしてます。
放電電流は1.0A~3.0Aの範囲です。

電流値を設定して放電する放電器の場合
放電はじめより放電終わり間際のほうが電池にかかる負担が大きいので
(電池の電圧が落ちていて電気を流そうとする力が弱いため)
あまり大きい電流で放電すると放電後半になってから電池が発熱します。

温度と時間の自分の中での妥協点を探した結果
3.0Aぐらいを放電の最大値と考えて良いと思いました。
※ちなみに自分が今使ってる放電器は2.7A固定の放電器です。
このくらいだと電池はほとんど発熱してませんでした。

大きい電流で放電すると、電池の放電効率が落ちて電圧の落ち込みが早く
容量が残っているのに放電が終了してしまいます。
なので1.0Aぐらいに放電電流を下げて再度放電してます。

そんなわけで放電方法としては
3.0A 1.0Vで放電してから1.0A 1.0Vで再度放電する感じで運用してます。
放電電流が2.0Aまでの放電器なら、2.0A 1.0V→1.0A 1.0Vって感じですね。

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・保管

先ほどの放電で終わった状態でそのまま保管してます。
次の走行が1か月後くらいならそれで問題ありません。
それ以上開くなら月に1回くらい充放電してあげればいいと思います。
これは電池がダメになる確証があるわけではないのですが、念のため。

ニッケル水素は放電して放置すると死ぬ、という話もよくありますが
そのほとんどはニッケル水素の誕生したての頃や、ラジコン用の話。
それらのニッケル水素は過放電に弱い&自己放電が激しいという物が多く
自己放電で過放電になって勝手に死ぬ、というのが死ぬ原因。

ミニ四駆で使う現代のニッケル水素は家庭用にかなり改良が重ねられたもので
自己放電が少ない&過放電に強いので、勝手に死ぬことはほぼないです。
死ぬとしたら放電の電圧が低すぎたうえでの放置がほとんどだと思います。

なので、今の電池は月に1回くらい適切に充放電してあげれば十分だと思うので
月に1回くらいは電池のためにもミニ四駆で遊びましょうw

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・まとめ

僕のやってる運用をまとめると

1.レースの前日もしくは当日に充電をする(1.8~2.2A)
2.遊ぶ
3.帰ってきたら放電する(3.0A 1.0V→1.0A 1.0V)
4.ケースにしまって保管する
5.1に戻る

こんな感じ。

ちなみに遊んでる間に充電することも多々ありますが
この場合は放電せずに継ぎ足しで充電してます。
定期的に放電するのであれば、1日数回程度の継ぎ足しは問題ないと思います。
日々継ぎ足しだけで運用するのが問題なだけかなと。

帰ってきてからの放電も、疲れて寝てしまう時もありますw
その場合は翌日に放電してます。
とりあえず、使ってからなるべく近いうちにやればオッケーくらいの意識です。

二日連続でレースの場合、放電せずに継ぎ足し充電で済ませてます。
自分の場合は放電してから充電までにある程度休憩が欲しいので
連日レースの場合に放電してしまうと時間が足りません。
なので初日は終わったら継ぎ足し、二日目が終わったら放電します。

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こんな感じです。
何かの参考になれば幸いです。


@追記

電池の育成についても同様にいろいろ考えたり試したのですが
自分の中では回答にたどり着いてません。
「育成しよう!」と思って育成(?)した電池で成功した経験がないです。

ただ、上記の運用で"遊びこんだ"電池が手持ちの中で一番速く
電圧や速度、持続力ともに新品との差が明確に出てるので
「電池の育成」という現象は起きるんだろうなぁとは思ってます。

たぶん"遊びこむ"の部分にポイントがある気がするのですが・・・
まだまだわからないことだらけです。